筋膜についての正しい解釈part4ー筋膜リリース①ー

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前回までの3回の記事を通して、

“筋膜”というものはいったい身体のどこの部分を表し、

何が重要であるのかをお話してきました。

簡単にまとめると、

一般的にボディスーツなどと表される筋膜自体は、

骨や内臓にも広がる膜全体の一部分しか表現していないですし、

筋肉の治療していく上で重要なのは、

膜自体よりもむしろ膜と膜の間・膜と筋肉の間の空間を埋める、

細胞外マトリクスと呼ばれる“ゆるい結合組織”でした。

そしてそのゆるい結合組織のおかげで

筋肉はスムーズに動くことが可能となるのですが、

内部が高密度化してしまうと滑りが悪くなるので、

筋肉自体の可動性も低下してしまうのです。

というところまではお話し致しました。

本日はその解決策である“筋膜リリース”について解説していきます。

始めにお伝えいたします。

巷で話題となっている筋膜リリースを、

ガチガチに固まった筋肉を覆っている膜(=筋膜)を、

伸ばす・ほぐすこと。と思っていたら

完全に間違った情報を受け取っていることになります。

ローラーやボールを使ったリリース、

筋膜ストレッチと謳ったものの大半は

筋膜自体のリリースにはなっていません。

確かに以下の効果によって一時的に変化は実感できます。

・交感神経トーンの抑制による筋肉の緩み

・水分代謝の向上による柔軟性の変化

・血管拡張による循環の改善

よって膜自体には何の変化が起きていないことがわかります。

しかももって2,3日の変化でしょう。

※セルフケアとしてはもちろん有効なので

現在行っている方々はそのまま継続することは推奨します。

ではどうすれば長期的かつ根本的な変化を

生み出すことが出来るのでしょうか?

とういうのを次回お答えすることに致します。

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