“意識の連続が無意識を生む”
-川島永嗣/サッカー日本代表GK-
運動学習の3つの視点。
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①注意レベル
②システム理論における身体の自由度
③運動プログラム
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このうち上2つまでの解説が終わりました。
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今回は③運動プログラムの要素から
運動学習のメカニズムを説明していくことにいたします。
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私たちは何か運動を行う際、
その法則は中枢神経の上位レベルに記憶されている
プログラムによって成し遂げられる
と、仮定されています。
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そして運動の内容が
複雑な場合や初めて挑戦する内容の場合、
運動プログラムは、
動作全体が一つのまとまったプログラムとしてコントロールされるまで、
より小さなプログラムの組み合わせにより作り出されます。
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もう少し簡単に理解するために、
“デッドバグ”というエクササイズを例に
考えていきたいと思います。
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エクササイズ中に意識したい要素は7つ。
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・肋骨を閉じる
・骨盤は前傾しない(腰が反らない)
・呼吸は鼻から吸って口から吐く
・腹部が360度膨らむように腹式呼吸
・肩首はリラックス
・顎は引く
・上記の状態を維持しながら手足をスムーズに動かす
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まず初期の段階ではこれら7つの構成要素が
個々に分離した運動プログラムによって
コントロールされているはずです。
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エクササイズを繰り返していくうちに
呼吸や動作の質は向上し、
分離していた構成要素が2,3個に組み合わさっていきます。
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そして最終段階で7つの構成要素が
一つの運動プログラムとして記憶されるのです。
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上記した7つの要素は
安静時に正しいきれいな姿勢を維持するために
必要な要素でもあります。
※安静時は呼気も鼻から出すのが理想的
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つまり、
日常生活中に無意識に行わなければいけない要素を、
エクササイズの構成要素に組み込まなければ、
長期的かつ根本的な問題解決にはつながらない
と言うのが、G.tailの考えです。
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さて、
ここまで川島永嗣選手の名言から
運動学習の過程で体内ではどのような変化が起きるのか
についてお話ししてきました。
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このシリーズ最終回の次回は、
お伝えしたかった私の考えを
まとめていきたいと思っております。
G.tail 代表 神尾健太
【G.tail – Body & Life design -】
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