ハイブリッド型の自称天才とは
これまでこのブログにて
ダイエット、美容、トレーニング、身体のことなどについて
皆様に知っておいてもらいたい情報を発信してきました。
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今回は番外編ということで、
過去に他の媒体にて非常に反響があった記事を、
再編集してご紹介したいと思います。
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なぜ番外編なのか?
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美容・健康・身体に全く関係ない内容だからです。
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では気楽にお読みください。
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今回の番外編は不朽の名作『スラムダンク』の主人公である
「桜木花道」の名言より
私が行きついた、その真意と男の美学をお紹介したいと思います。
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その名言とはストーリ中に何回か出てきており、
最後の最後のセリフでもある『天才ですから』です。
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そもそもこの漫画のストーリーを知らない方のために、
簡単に全体の流れと桜木の人物像を解説していきます。
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話は桜木花道という町一番の不良中学生が高校に入学すると同時に
バスケ部に入部するところから始まります。
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入部動機はかなり不純なもので、
一目惚れした女子に(晴子さん)好意を持ってもらうためだけのものでした。
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しかし全くの初心者であった桜木ですが、
部活を続けていく中でバスケの魅力にハマっていき、
持ち前の身体能力とポジティブ精神も相まって、
実力自体も他が驚くほどに成長していきます。
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そして最終的には全国制覇を…
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できたかどうかは本編で確認することをお勧めいたしますが、
ざっくり説明するとこんなストーリーです。
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そんな主人公桜木花道が口癖のようによく言っていたセリフが、
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『天才ですから』というフレーズです。
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状況としては、
達成した成果を褒められた場合の受け答えにも使っていますし、
期待されて実現可能かどうか問われた時にも
使っているセリフなんです。
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つまり、
過去に課題が達成できた理由と、
将来その課題が実現可能だと思っている理由を、
自分は天才だからという根拠に置いているということです。
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普通でしたらこの漫画は少年コミックスですから、
愉快痛快で気持ちの良い主人公が
困難を乗り越えていくサクセスストーリーで終わりそうでですが、
今回はこの「天才ですから」の裏に込められている真意を
少し踏み込んで分析していきます。
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まずは桜木が実際に天才なのかどうか?
という疑問に答えていきます。
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桜木は身体能力においては天才か?
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答えはイエスです。
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ではバスケの才能や能力においては天才であるか?
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答えはノーでしょう。
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作中の登場人物で桜木とライバル関係にある
「流川楓」と比較すると、
その才能は微妙です。
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次に桜木はバスケにおいて天才しか達成できないような
偉業を達成したか?
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答えはイエスです。
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さらに、
桜木は本当に心底自分のことを天才だと信じているか?
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答えは当然イエスです。
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これにはバスケの才能も含まれます。
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本気で自分を天才だと信じていることが
作中からも読み取れます。
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以上のことをふまえて生まれてくる疑問は
以下のパラドックスです。
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桜木はバスケに関しては
本人の心情とは裏腹に天才ではない。
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しかし、
バスケにおいて天才的な偉業は成し遂げている。
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この因果関係の間には
非常に重要なポイントが存在しています。
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それは努力を決して惜しまなかったということです。
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・・・。
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当たり前でしょ。って思っいますか?
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一見当たり前のことを言ってるように思われますが、
そこには一つ大きな矛盾が存在しています。
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果たしてその矛盾が何なのか?
そしてそれがいったい何を意味しているのか?
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次回の後編で私の考えを述べたいと思います。
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