『食欲と運動』
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ダイエット成功の要とも言うべき「食欲」についてのお話し。
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前回は食事とういう観点から食欲に対する対応策を解説いたしました。
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今回は二つ目のポイント、
「運動」から食欲について考えていきたいと思います。
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ここで重要となるのがpart 2でご紹介した二つのホルモン、
レプチンとグレリンです。
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簡単におさらいしておきますと、
レプチンは食欲を抑制する満腹ホルモン。
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一方グレリンは食欲を旺盛にする空腹ホルモンでした。
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だったらレプチンと仲良くして、グレリンとは決別すればいいのでは?
と思ったあなた、
大正解です。
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この理屈をあっさり達成できるのが「運動」することであると、
様々な研究から報告されています。
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ただし
運動の内容や様式はあまり共通の一致をみていない
ということには注意が必要なのですが。
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とは言えその有効性は折り紙付きなので
もう少し具体的に説明いたしましょう。
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レプチンとは脂肪細胞から分泌されるので、
実は肥満の方は多くのレプチンを放出し続けています。
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しかしそのおかげで、
肥満の人すべてで食欲が抑制されているかと言えば
そんなことは直観的にあり得ないのは明確で、
実際違います。
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肥満の人はレプチンに反応するセンサーが効かなくなっており、
せっかくのレプチンの働きも脳の部分で台無しになってしまっているのです。
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まさに運動はこの脳のセンサーの故障に有効で、
継続的に運動を実施した人は
レプチン感受性が改善され食欲を抑制するこが可能となるのです。
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次にグレリンとの関係ですが、
グレリンと決別するためにはある仲介役に手伝ってもらいます。
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仲介役とは成長ホルモン。
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成長ホルモンはグレリンの値を下げるという、
ダイエッターにはありがたい役目を持っています。
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では
成長ホルモンを多く分泌させるにはどうすればいいのか?
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もちろん「運動」です。
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この場合だと特に筋トレの方がより効果ありでしょう。
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さて、
ここまでの解説で運動による食欲の抑制の仕組みをご理解いただけたかと思います。
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食欲とうまくお付き合いするための第二法則は、
「定期的かつ継続的に運動しろ!」です。
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運動には実際のカロリー消費以上に素敵なご利益があるのです。
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次回は3つ目のポイントである、
「ストレス&睡眠」と食欲についての関係についてお話していきます。
G.tail 代表 神尾健太
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